自分自身に疑問を持つ
今、多くの人は自分を肯定することばかりしていますが、僕は自分の在り方や生き方に疑問を持ちながら生きることが大事だと思っています。
自分がいかに正しいか…。
自分がいかに優れているか…。
自分がいかにまともか…。
それを示そうとすればするほど、自分の間違いに気づけなくなり、自分を見失うことになるからです。
自分の在り方や生き方に疑問を持ちながら生きると必然的に悩むことや葛藤することが多くなります。
しかし、それでいいのです。
悩み、葛藤することは「悪」ではありません。
他人の痛み、苦しみ、悲しさ、寂しさに気づく感性(思いやりの心)を育みますし、自分の間違いに気づき、自分で軌道修正する力を養えるからです。
だから、常に自分自身に対して疑問を持ってください。
日々の自分の在り方に、何気なく出た言葉や無意識にとった行動、自分が正しいと信じている考えにも疑問を持ってください。
「それは誰のため?」
「それは何のため?」
「なぜそれをしたの?」
「その動機は本当に大我?」
そうやって自分に疑問を持つことが自分を客観視することにも繋がりますし、等身大の自分を知ることにもなります。
多くの人は自分が見えていませんし、本当の自分を見ようともしていません。
怖いのは自分が見えなくなることであり、自分を見失うことです。
自分を見失えば、幸せは遠ざかります。
だから、幸せになるためにも、幸せに生きていくためにも自分自身に疑問を持ち、等身大の自分を知ることを怠らないでください。
P.S.他者の言動が目についたり、鼻につく時ほど自分自身を見つめて、自分に疑問を抱かなければならないのです。
Good night☆