心を満たし、幸せになる道
僕は副業で夜の仕事(飲み屋)をしていますが、お客様のほとんどが経営者とお医者さんです。
いわゆる「お金持ち」「成功者」「勝ち組」と言われる人たちと毎日関わって約4年がたちますが、夜の仕事をして「肩書きと人格(霊性)は無関係」ということがハッキリわかりました。
あとは「物質は心を満たされない」ということも強く感じました。
経営者やお医者さんは物質的(お金、家族、立場)に恵まれている人がほとんどですが、それでも「自分がいかに凄い人間か」「自分がいかに人格者か」ということをアピールするのです。
人からの称賛、尊敬の眼差し、人より幸せであることや人より恵まれていることの満足感や優越感は得ても得ても、得たりないのでしょう。
そもそも「幸せな人は意地悪をしない」のと同様に「(本当に)幸せな人は自慢(自己顕示)しない」ものですから、本当に幸せであれば自分をひけらかしたいとは思わないし、人によく見られたいとも思わないはずです。
なぜなら、そんなことをしなくても心は十分満たされていて幸せだから。
心が満たされていないからこそ、人からの評価や優越感を求めてしまう…。
その事実を理解すれば「人は寂しがり屋」なのだとわかります。
立派な肩書きがある人や物質に恵まれている人も本当は寂しくて、愛を求めていて寂しいのです。
でも、愛が欲しいのなら、人から愛を得ようとするよりも、人に愛を与えたほうが心の中に愛は貯まります。
だから、人よりも自分が凄い、正しいとアピールしたり、物質を使って人から愛を得ようとするのではなく、人に寄り添い、人を思いやり、人を大事にすること。
自分の立場や立ち位置、勝ち負け、損得にこだわるのではなく、広い視野(霊的視点)で人生や目の前の物事を見て、もっと自他を尊重し、自他を愛すること。
それが心を満たし、幸せになる道ですから、物質に恵まれているのに虚しさや寂しさが無くならない人や、ついつい他人と比べて優越感や劣等感を覚えてしまう人は騙されたと思って、まず試してみて欲しいと思います。
P.S.心が満たされていない人ほど、自分が満たされていないということ(自分が幸せじゃないということ)を認めませんから、自分が満たされていないという事実を認め、現実を受け入れる謙虚さと素直さが必要です。
Good night★