楽しみを得た人生

スピリチュアリスト 直希

2020年09月25日 17:25

思えば、これまで僕は旅行をほとんどしてきませんでした。

ここ3年の間は県外の様々な場所に行っていますが、20歳から32歳までは旅行はしていませんし、旅行に行きたいとも思わなかったのです。

それに、この3年の間の旅行は好きだからではなく、現実を忘れるためというか、どこか(無意識に)自分の居場所を探している感覚だったように思います。

執拗な誹謗中傷を受けて、スピリチュアル業界にもスピリチュアルを求める人たちにも嫌気がさした3年前。

もう県外で普通の仕事をして静かに暮らしたいと思いましたから、東京の後に訪れた長野で住もうかどうか本気で悩んだほどです。

でも、今回の宮古島旅行と鹿児島旅行はこれまでとは違いました。

どちらも不思議と「行ってみたい」と思いましたし、どちらも滞在中は「楽しい」と思うことばかりだったのです。

この「楽しい」という感情に気づいたのは、宮古島の海で泳いでいる時でした。

これまで僕はアトピーの治療のために泳ぐことはあっても、泳ぎたいから泳ぐということはありませんでしたが、宮古島の美しい海を見て初めて「泳ぎたい!」と思い、「海で泳ぐことって楽しい!」と思ったのです。

これは鹿児島の温泉でも同じようなことを思いました。

沖縄は湯船に浸かる文化がないですし、僕は温泉が好きというわけではなく、アトピー治療のために県外に行った時に初めて温泉に入りました。

それから沖縄でも温泉に通うようになりましたが、でも、やはり「好き」とか「楽しい」という理由ではなく、あくまで「治療」の一環で温泉に入っていましたから、鹿児島の温泉にも「治療」の一環で行ったのです。

しかし、鹿児島の温泉に触れてみると(エネルギーの強さに)とても感動しましたし、鹿児島の温泉に浸かっている時に初めて「あ〜!温泉って気持ちいいし、楽しいな!旅行っていいな!」と思いました。

そして、僕は自分がアトピーを中心に生きていたことに改めて気がついたのです。

また、かつてはアトピーが悪化することを恐れて県外に出ず(県外就職を考えず)、旅行に行かなかったことも思い出しました。
(県外は花粉がまっているので花粉症になってアトピーが酷くなることを恐れていましたし、旅行するお金があるならアトピー治療に使いたいと思っていました。)

だから、鹿児島で思ったのです。

これからは沢山、色々なところに行って、色々な聖地を訪れて、色々な景色を見て、色々な美味しいものを食べよう。

そうやって、人生をおおいに楽しみながら生きていこう、って。

もちろん、これまでも友人とご飯を食べるなど日常の中のささやかな楽しみはありましたが、大好きなことや趣味と呼べるものは一つもなく、何かを楽しみに、待ちわびて日々を過ごすということはありませんでした。

だから、今はようやく好きなこと、楽しみにする趣味ができて嬉しく思います。

「僕の趣味は旅行です。」

今、そう言えることも嬉しく思うのです。

これまでは苦難苦悩ばかりの人生で、今を生きることに精一杯だったので夢や目標もなければ、好きなこともない喜怒哀楽の怒哀の多い人生だったけれど、これからは違います。

自分がやるべきことをやりながらも、色々なところに旅をして、もっと喜びや楽しみを得て生きていきたいと思います。

さてと、次はどこに行こうかな?(*´ω`*)




P.S.鹿児島は温泉が豊富で安くで入れましたし(350円〜)、同じ地域でもお湯の種類、質が全然違ってて面白かったので温泉好きにもオススメですが、僕が最も感動したのは源泉かけ流しの妙見温泉ですね。(画像参照)




Good night★